投資

【ZI】ズームインフォ・テクノロジーズ|企業分析

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概要

私は米国株投資でズームインフォ・テクノロジーズ(ZI)に投資しております。

当記事では、

  • ズームインフォ・テクノロジーズの企業概要
  • ズームインフォ・テクノロジーズの現状
  • ズームインフォ・テクノロジーズの今後
  • ズームインフォ・テクノロジーズの企業分析結果

上記をテーマに企業分析結果を記載致します。

尚、私が実施している企業分析の手順は以下の記事に記載しております。

参考:企業分析の手順|株式投資

 

注意:企業分析に使用する情報は2020年11月時点の情報になります。

ズームインフォ・テクノロジーズの企業概要

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  • 企業名: Zoominfo Technologies
  • 公式サイト:https://www.zoominfo.com/
  • 事業内容:クラウドで顧客データを管理するサービスの展開
  • 1株あたりの配当額(年間):0$
  • 配当金の権利確定日:なし
  • 連続増配年数:なし
  • 時価総額:156億$(1$100円で計算=1兆円)

ズームインフォ・テクノロジーズの現状

  • 株価チャート:最高値より50%以上の下落
  • PBR:-(2020年6月上場の為、除外)
  • PER:-(2020年6月上場の為、除外)

ズームインフォ・テクノロジーズの今後

  • ROA:-(2020年6月上場の為、除外)
  • ROE:-(2020年6月上場の為、除外)
  • EPS:-(2020年6月上場の為、除外)
  • IR情報:以下、資料参照(2020年第2四半期)

参考:Q2 2020 financial Results|zoominfo

ズームインフォ・テクノロジーズは、営業に必要な顧客データをクラウドのデータベースで管理・提供するZoomInfoというサービスを展開している企業です。

ZoomInfoは、最新の顧客情報を提供する事で、営業マンは顧客データの管理を行う工数を削減出来る他、最新の情報を確認する事が可能になる為、効率的な営業を支援しております。

ズームインフォ・テクノロジーズは現状ZoomInfoを収益の柱にしておりますので、ZoomInfoの利用率増加が今後の成長に繋がる状況です。また、ZoomInfoはサブスクリプション契約で展開しているサービスになりますので、収益の見通しもし易い特徴があります(年単位での契約である為)。

現状、ズームインフォ・テクノロジーズはZoomInfoに依存している状況ですので、投資を行う上で、サービスの仕様を認識しておく事は大切です。

ZoomInfoは、顧客データの最新情報を取得し、クラウドのデータベースで蓄積、反映しております。ここで気になるのは、最新情報をどの様に取得しているのかです。これは、ズームインフォ・テクノロジーという会社の歴史に触れる事で少し分かりやすくなると思います。

まずズームインフォ・テクノロジーは、DiscoverOrgという会社とZoominformaitonという会社が合併して出来た会社です。

  • DiscoverOrgはマーケティング支援ツールを提供している企業
  • Zoominformationはlinkedinなどの情報をクロールしてDB化している企業

クロールする技術はZoominformationの技術でした。クロールの部分をもう少し詳細に記載すると、会社のホームページやLinkedinの情報を独自のクローラーで取得している様です。

しかし、会社のホームページで取得出来る従業員の情報は限られていると思いますので、おそらく取得情報の大半はLinkedinから取得していると思われます。

日本ではあまり馴染みのないLinkedinですが、海外のビジネスマンであれば、使用していて当たり前という状況です。

Linkedinの全世界利用率:Statistics|Linkedin

しかし、上記の全世界利用率を見ればアメリカ、ヨーロッパではかなり浸透しているが、それ以外の国ではあまり馴染みがないという印象です。つまり課題としては、Linkedinに頼っている場合、Linkedinの利用率の低い国(日本など)には展開しにくいのではないかと思われる為、現状グローバル化が難しいのかなという印象があります。

独自のクローラーという点も気になりますが、これはセキュリティ的には問題なしと判断されている為、この点は問題なしと認識しております。

売上成長率は右肩上がりで順調に見えます。

ズームインフォ・テクノロジー企業分析結果

  • 現状、順調に成長しているが、今後の成長性はグローバル化の難易度、借金などにより少し心配
  • 効率的なマーケティング、営業支援は誰しもが抱える課題である為、その課題を解決出来る可能性がある
  • サブスクリプションでのサービス展開なので、良し悪しが分かり易い(ユーザーを獲得出来るかどうか)

 

結論:グローバル化は難しいと思われるが、米国、欧州だけでもかなり大きいマーケットである為、直近の成長率はそこまで心配していない。サービス内容も悪くない、決算も順調である為、試しで購入するのもいいと思います。今後の決算結果が悪くなれば、売却する方針です。

余談

当記事で間違いがありましたら、お手数おかけしますが、ご指摘いただけますでしょうか。私の方でも気付きがありましたら、随時アップデートします。

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